知らない人に話しかけるの普通な世界

2023/1/18

以下補足

その伝承は現実感を伴わぬ神話であると共に
魔術師達にとっては強い憧れであり、
それを得る事を人生の最終目標としてもおかしくない。

阿吽/ΩΑの関係を一語に言い換えることは不可能であり
それは親子や、双子、恋人、宿敵、友人、共犯者、師弟
はたまた、視線を交わしただけの名も知らぬ相手ですらある可能性もあるという。

魔術を修めようとする時、神との対話を試みる時
魔術師は神の賜る阿吽/ΩΑを探し求めずにはいられないのだ。

手紙すらも取り締まられ、繋がりの保証できないこの世界で
一期一会の出会いは須らく測りようもない宝。

従って、町中で突然に産まれる会話なども
この世界の人々にとって、何一つ珍しい事ではないのである。
メタ解説と雑感
「戦争中だけどイチャコラしてる場合か!?」
↑してる場合なんですよ。という意味であったりします。
後は現代人の感覚からすると知らない人にいきなり話しかけないよねー
でもロルの都合上無理しないといけない時もあるよねー。
なんて時に、進んで話しかけるような人は優れた魔術師だと思っていいし
そもそも全くおかしな事ではないのだよ。という意味でもあります。
クリエイターさんとかが「芸の肥やし」と言って
色々な経験をしてみるのと似たようなもんで。
言葉を理解するために世界を広げなければいけない、という事です。

「えっじゃあぼっちに人権はないわけ?」という訳でもないんですが
集団創作である以上、お相手をしてくださるキャラさんの人生に
なるべく干渉しようという試みは称賛されていいんじゃないかな。

皆が激エモだと目をみはるような関係でなくてもいいんです。
『俺とお前じゃなきゃ産まれなかったもの』みたいなのを
ぜひぜひ生み出してほしいと思います。

ちなヨズア語は梵語の阿吽の発音を流用してオームとか
ヘブライ語由来のアレフタヴとか…思ったんですけど
そこまでやっちゃうとちょっと
宗教関係の冒涜ライン超えるかなって思いました。
個人の感覚ですけど。

後はあくまでミステリアスでファンタジーな民であってほしいので
ヨズア民族はモデルが特定できないようにしたいかな。
前作での宗教モデルはカバラだったんですけどね。